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2005年12月29日 (木)

【鉄旅】九州旅行0日目・ナチュラルノイズメーカー

※12月28日の話です。

 京都駅7番ホーム。現在唯一となってしまった関西発九州方面の寝台特急「なは・あかつき」が停車している。
 思い起こせばこの春の日本一周旅行のスタートもこの列車だった。

0512wv101

 ただしその時は「彗星・あかつき」だったのだが「彗星」はこの秋のダイヤ改正で廃止になっている。
 撮影に時間を割きすぎて慌てて10号車に乗り込む。

 そこには銀色のジャケットを着たおにいちゃん3人組がサロンスペースに設置されている自動販売機に飲み物を大慌てで補充していた。車掌さんに「もう出発するよ!!」といわれているが補充は完了しない。いよいよやばくなって途中であきらめて自販機の扉を閉めて飛び降りて行く。扉が閉まり外で肩で息をしている3人組。
 ようやく座席へ。今日は経費削減のために指定席「レガートシート」である。高速バスに対抗するために連結された車両である。ほとんど水平までリクライニングする独立3列シート(ちなみに電動リクライニング)と装備そのものも高速バスを意識している。車端側はレディースシートということで女性専用部もある。

0512wv102

 京都出発時点で乗客はわずか2名。ガチャンという大きな音とショックがして出発。
 すでにここまでで気疲れしたのかシートに座ってまもなく意識が吹っ飛ぶ。

 停車のショックで気がつくと大阪駅。若干遅れているようだ。ここで乗客がかなり乗り込んでくる。といっても車両の中央部に偏って1/3ほどが埋まっただけだが。
 10分ほど遅れて出発する。まぁ寝台特急の遅れては止まりさえしなければこのくらいならどこかで修正されるから心配はないだろう。

 明石海峡大橋が近づくと案内のアナウンスが流れイルミネーションでライトアップされているとのことである。前回はこのようなアナウンスはなかったはずだが。
 
 しばらくすると異変が起こる。何か妙な音が間欠的に聞こえてくるのだ。何か機械がおかしな音でも立てているのかと思っているとその正体が判明した。

 後ろのオッサンのイビキだ。それも尋常じゃない大音声の。

 とても寝られるレベルの音ではない。
 が、さすがにイビキでは黙らせる事も不可能である。恐怖のナチュラルノイズメーカーである。
 致し方なく空いている前の座席に移動してヘッドホンで耳を塞いでみるもやはり音のスキマからイビキのノイズが混じりこんでくる。
 こういうのは一度気になってしまうともういけない。どれだけ寝ようとしても寝れなくなってしまう。

 時間が過ぎ去るのが途端に遅くなり長い夜になる。

 しかし更なる追い討ちがかかる。岡山から大量に乗客が乗り込んできたのだ。
 現在座っている席を明け渡し元の位置に戻る羽目になった(これは仕方ない)のだが・・・。
 前に座った乗客が何の遠慮もなくフルリクライニングしてきたのだ。思い切り体重をかけているのか足を挟まれて身動きまで取れなくなる。
 
 前門のデブ、後門のイビキ。

 俺にどうしろと(笑)。
 しかしマジでこのままでは一睡もできない状態に陥るのは目に見えている。

 ・・・・。
 意を決して抜け出し車掌室に向かう。

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 →1日目へ続く

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