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2005年12月11日 (日)

【鉄旅】フジサン百鬼夜行

12月11日(日)、午前5時起床。

 外へ出ると天気予報どおり昨日より一段と寒い。朝一から松屋で豚めしで朝食(笑)。
 京王相模原線橋本駅へ。ホームへ上がると止まっているのは6000系8連、シングルアームに換装されたタイプの車両だ。
 5時33分、夜明け前の暗闇の中を列車は出発して行く。予定より1本早い始発列車である。
 とりあえず何も見えないが昨日とおったのと同じ区間、何となくはわかる。右側から小田急多摩線が寄り添ってきて京王多摩センター駅に到着。ここである程度乗客が乗り込んでくる。
 高架線だが山をトンネルで突っ切って行く。比較的新しい路線は大体こういう造りになっているところが多いようだ。
 若葉台車庫のある若葉台駅へ。まだお目覚め前の車両たちが車庫いっぱいに休んでいる。
 で、京王よみうりランド、悪の総本山やね(笑)。
 終点調布に到着。これで相模原線は完乗。寒い中ホームで待ち八王子行普通に乗車する。今度は7000系、6000系のステンレス版車両である。
 飛田給(とびたきゅう)という変わった名前の駅がある。この前後で過去に多重衝突事故があり5000系の先頭車が1両失われている、ずいぶん前の話だが。
 東府中到着、ここまでは9月に乗った。ここから先が残りの未乗区間になる。府中でやっと夜が明けて周りが見えるようになってくる。
 聖蹟桜ヶ丘(せいせきさくらがおか)、この駅の周辺はいろいろなアニメの舞台にもなっている。しかし桜ヶ丘はわかるが「聖蹟」っていったいなによ。
 高幡不動で下車。ここが本線側の車庫のあるところで変わったところで6000系改造の作業用車、デワ600形がいる。グレーに赤の警戒色の斜めストライプというかなりきっつい色の塗色となっている。
 ここから一駅、昨日の悲劇の舞台(笑)の多摩動物公園まで行く。下車した隣のホームにこの線の専用の6000系の4両編成が止まっている。混雑解消の切り札に作られた5扉車なのだが結局持てあましこの線専用にされてしまったものである。ただし雨が降ると出動しないという話もある。
 全身に動物のステッカーの張られたスペシャルペイントが施されているのでゆっくり撮影しておく。
 「1番線より多摩動物公園行の列車が発車いたします・・・」
 なっ、ちょ、ちょっと待った!!!!!
 ヤバイと思って階段を駆け下りて地下通路を走りろうと角を曲がった瞬間、

 コケた

 寒さと昨日の疲労で足ががいきなりもつれたのと床で滑ったのが同時だった。右半身を地面に叩きつけズサーっと地面を2mほどすべってようやく止まった。
 うがぁぁっ、いってぇ!!すべるのはギャグだけで十分だっ!!通路を歩いている人の支線が思いっきり冷たい。
 必死に起き上がりそれでも階段を駆け上がり1番ホームへ着くが非常にも出発して行く列車。

 痛いわ列車に乗り遅れるはこれじゃコケ損だよ・・・。

 腰と腕の何箇所かが痛む。どこかすりむいたかもしれない(後で確認したら幸いにして大丈夫だった)。
 しかし自分で感心したのだが左手に抜き身でカメラを持っていたのに根性で握り締めていた事。万が一手から離していたら間違いなく大破→終了のパターンに入るところだったよ・・・。エライぞ、俺(笑)。

 これで結局早起きして時間を稼いだ分がパー、本来の予定に戻る。15分ほどホームでポーっと待つ。1往復してやってきた車両に乗り込む。

 高幡不動を出発して右へカーブしていく。路盤がどう見ても複線分あるし架線柱も複線用の物が立てられている。かつては複線だったとか?
 途中から右手にちょうどモノレールが走ってきて併走する。あっちも遅いがこっちも同じくらい遅い。それでも電車の面目躍如、先にホームに滑り込む。
 一度出場する。ほかの乗客は多摩動物公園にはいっていく。どうやら職員の人たちだったようだ。
 折り返し5分なのですぐに戻る。そして高幡不動へ。

 高幡不動からは普通で京王八王子へ。今度は8000系8連固定編成。これで現行の京王の車両は一通り乗っ・・・あ、井の頭線の3000系の生き残りに乗ってないや。
 アップダウンの激しい路線を飛ばして行く列車。風景は少しずつローカル色が入ってくる。
 高尾線とのジャンクション、北野駅から右に曲がりJR横浜線と併走、そしてJR中央線をアンダーパスして左にぐぐっと急カーブして地下へ入るとそこが京王八王子駅。終点ゆえにシンプルな1面2線構造の駅となっている。
 ここもすぐに折り返し北野駅へ戻る。そして高尾山口行の特急に乗り換える。
 さすが特急、3駅くらいまとめて通過、高尾駅に到着。この駅はJRの駅と隣接している。
 ここから路線が単線になる。トンネルを越えて左へカーブし少し言ったところが終点の高尾山口駅。これにて京王電鉄完乗!
 しかしここにはまだ続きがある。清滝ー高尾山間の高尾登山電鉄。ケーブルカーの路線が控えている。

 駅を出て右へ走る。5分くらいすると駅舎が見えてくる。ここも天橋立のように併走するリフトもあるが当然無視。
 往復料金900円を払い乗車。8時発の始発列車に乗車。乗客は多い。お互いに挨拶を交わしているところを見るとどうやら山上の何らかの施設の職員なのだろう。
 運良く運転台横のスペースを確保する。

 そしてゆっくりと動き出すケーブルカー。ゆっくりなのはわけがある。このケーブルカー、実は「日本最急勾配」の608パーミル(角度にするとほぼ31度)の区間があるのでいきなりあんまり勢いよく出ると「上」が大変な事になるのだ。
 出発直後に短いトンネルがありいきなりがくんと角度が上がっているが交換所から向こうはまるで斜面が垂直に線路がはっているかのように見える。あ、あれが608パーミルか・・・。
 交換所で上から降りてきた車両と交換する。
 線路右側に立っている勾配標についに「608」の文字が見える。ついにきた。

Dsc08144b

 ▲ややぶれているが我慢してくださいな。

 スキー場のコースで30度といわれてもたいした角度に感じないがケーブルカーだともはやありえない角度にしか見えない。どんどんと登って行く車両。最初のうちは楽勝だったのだがついにスタンションポールに掴まっていないと後ろ向けに落ちていきそうになる。というか足元においてあるバックパックが勝手にずり落ちてくる!!おいおい、このかばん総重量間違いなく5kg以上はあるぞ。引きずろうたってそう簡単に行かない代物である。こりゃぁすごい!!
 しかも上の駅舎が見えない。いったいどんな構造になっているんだ?とおもったらトンネルの向こう側でいきなり勾配が緩和されておりそのまま駅が設置されていた。なんかもうすごいケーブルカーだったよ・・・。
 10分ほどぶらぶらして次の列車で引き返す。出発前に車掌さんが「急角度になってますから気をつけてくださいね」といわれる。言われなくともめいっぱい踏ん張っておきますよ(笑)。
 再び京王線に乗って高尾駅まで引き返す。ここからはJRで大月へ向かうことになる。
 改札を出ようとするとJRへの連絡改札がある。そこから出られるかと思いきや連絡切符を持っている人の専用になっているようだ。仕方がないので普通に出場し、改めて友人改札へ行く。
 今日はじめての18きっぷ使用のため日付を入れてもらおうと切符を差し出した瞬間駅員さんの胸のネームプレートに「京王」と書いてある事に気がつく。あっ、しまった。と思ったがなんとそのまま日付のはんこを入れてくれたのだ。どうやらJRの業務もある程度兼任しているようだ。
 いやはや私鉄職員に18きっぷの日付を入れてもらうなんて初めての経験だよ(笑)。

 小淵沢行の普通列車に乗り込み大月へ向かう。眠たくて仕方がないのでうつらうつらする。それでも無事に大月で下車する。
 ここから河口湖への富士急行が本日最後の乗り潰し路線となる。店じまいが早いが京都まで普通で帰ろうとするとこんな感じにはなる。

 ちょうどJRから乗り入れで河口湖へ向かうホリデー快速の到着を告げるアナウンスがながれている。この車両は189系が充当されており乗りドク列車ではあるのだがここの元京王5000系の1000系車両に乗るのが目的の一つであるのでこいつは無視する。
 富士急行の改札に行って河口湖までの切符を購入する。1110円也。距離はあるがやっぱり高い。で、ついでに1000系Bトレ1個も購入しておく。すでに持っているのだが元者の関係でこいつにもバリエーションが多数存在するためもう一つくらいあっても困りはしない。
 駅員さんと話をしているとちょうど列車が入ってくる。こいつが9時59分発の列車になるということだ。

 時間が少しあるのでそのあたりを見て回ってきてからホームへ入る。

Dsc08181b

▲1207F 塗装の状態がかなり悪い・・・。

 編成は1207F、分散クーラー、クロスシート、そして珍しいシングルアームパンタグラフ装備型の車両だ。作成済みのBトレの1編成はこれをモデルにしている。これが出てくるとはラッキーだ。いろいろなアングルから撮影しておく。

 車内にドアを開けて乗り込むと(ドアは半自動化されている)・・・暑い!空気が乾ききっている。これは暖房が効きすぎですっ!冬の12月に列車の窓を開ける事になろうとは・・・。

 出発前に富士急行の誇る「フジサン特急」が入線してくる。元をただせば国鉄の「パノラマエクスプレス・アルプス」である。JRでお役御免になったものを購入、改修して使用している。もともと6両編成だったのを3連×2の構成に分離して2本にして使用している。

Dsc08204b

▲2000系「フジサン特急」 何もこんなイラスト書かんでも・・・。ちなみに一つ一つ名前が決まっている(笑)

 車体には妙な?富士山の擬人化したイラストがいたるところに書き込まれている。その数実に101という。101匹わんちゃん大行進あたりをイメージしてほしいのだろうが私には「フジサン百鬼夜行」にしか見えないのだが。
 見ると結構な数のお客さんが降りてくる。日曜日だけあって利用者は多いようだ。

 運転手さんがやってきたので運転室の扉を叩いて暖房のパワーを落としてもらうようにお願いする。このままでは暑くてノビてしまう(笑)。

 9時59分に定刻大月を出発。直後に一駅目の上大月(かみおおつき)を通過するが以降は各駅停車となる。
 禾生(かせい)、東桂(ひがしかつら)、三つ峠(みつとうげ)と頻繁に交換しながら進んでいく。歩みは随分のんびりしている。車窓からは富士山が見え隠れしている。
 富士吉田でスイッチバックして進行方向が逆になり富士急ハイランドを通り終点、河口湖駅に到着。留置線には先行していた189系が止まっている。
 河口湖駅は改修中で仮駅舎にて営業中である。

 さてここからはバスで御殿場に抜ける事にしている。ここは鉄道にこだわらない方が賢い。御殿場までわずか75分である。
 やってきたバスは意外にも普通の路線バスだった。乗客は私一人のみ。延々と次のバス停を告げるアナウンスが流れ続ける。
 忍野を通り、山中湖の横をかすめて篭坂峠を越える。
 唐突に視界が開け車窓に富士の裾野の大パノラマが広がる。私は息を呑んだ。

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 はい、ここまででおしまいです。後は蛇足になるのでカットということで。
 意外とブログ形式の方が楽だという事がわかりました。従来であればテキストを打つ→HTMLタグをつけるだったのが後半が、まるまる省略できますからね。もちろんオリジナルのテキストは別にあるのであとでHTML化すれば本サイトでも使用できるわけですしね。
 ということで年末の旅行もブログ利用で更新する事にします。

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コメント

>死に起き上がりそれでも階段を駆け上がり1番ホームへ着くが非常にも出発して行く列車。

どうして,鯖江駅で私がやったように,大声出して「その電車止めて~」って,言わなかったの?関西人なのにぃ。

>このケーブルカー、実は「日本最急勾配」の608パーミル(角度にするとほぼ31度)

高所恐怖症の私には無理なものだな。
高尾山に行くときも,死にかけたもん。

>いやはや私鉄職員に18きっぷの日付を入れてもらうなんて初めての経験だよ(笑)。

これは,ある意味,アルバムもんですね。

>2000系「フジサン特急」 何もこんなイラスト書かんでも・・・。ちなみに一つ一つ名前が決まっている(笑)

京都の幼稚園バスのような市バスより笑える!

今回は長かったですね~。堪能させていただきました。

投稿: りえっち | 2005年12月12日 (月) 07時08分

> どうして,鯖江駅で私がやったように,大声出して「その電車止めて~」って,言わなかったの?関西人なのにぃ。

 さすがに地下通路で叫んでも届かないですし、その場合行先が警察署になりかねません(笑)。
 高尾山ケーブルはまだ車体が接地している分マシです。長野のスキー場のゴンドラで味わった恐怖に比べればヘです。

> 今回は長かったですね~。堪能させていただきました。

 いや、これでも短くするためにあちこちはしょりまくっているんですよ・・・。まぁブログ用としては長いのは承知の上ですが。

投稿: ove250 | 2005年12月12日 (月) 19時51分

ブログ編ひととおり読ませていただきました。
とりあえずこの冬の第一段終了ですね、お疲れさまでした。

ところで本当にネタに不自由しないですねぇ。私も出先でグッズの類は買いまくる方ですが、さすがにダンボール一つというのは考えられません(笑)。

それでは次回も楽しみにしております・・・、ってその次の回は車内で年越しですか!
もう貴方には勝てそうにありません(笑)。

投稿: 淺の | 2005年12月12日 (月) 22時14分

> ところで本当にネタに不自由しないですねぇ。私も出先でグッズの類は買いまくる方ですが、さすがにダンボール一つというのは考えられません(笑)。

 狙っていなくても自動的にネタが生成されていくんですよ・・・。この体に流れる関西人の血がそうさせるのです(涙)。段ボール箱を抱えて歩くその姿は間違いなく不審者だったと思います(笑)。

> それでは次回も楽しみにしております・・・、ってその次の回は車内で年越しですか!

 えぇぇぇ、年越しはホテルにいますよ~。
 ホテルで一人さびしく年越しそばでも作って食べる予定です。もちろんインスタントで(笑)。 あ~、でもトワイライトEXPで年越しとか一度やってみたいですね。 

投稿: ove250 | 2005年12月12日 (月) 23時34分

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