« 【鉄旅】九州旅行3日目A・長崎は今日は曇りだった | トップページ | 【雑談】あけましておめでとうございます »

2005年12月31日 (土)

【鉄旅】九州旅行3日目B・福岡の すごい 地下鉄

 博多に到着。ちょうど反対側のホームにリニューアル・ソニックが止まっているので手早く撮影。メタリックブルー一色というシンプル極まりない塗装だが異様なまでの存在感を放っている。渋いなぁ・・・。

 門司港行の快速に乗り継いで千早で降りてここから西鉄宮地岳線に乗り継ぐ。千早駅自体が高架化されたのにあわせてこちらも高架化したようだ。ホームにやってきたのは一体いつの車両だといいたくなるような300系という車両。

0512wv306

 いやにうるさいモーター音をさせながら走っていく。結構飛ばすなぁ。運転間隔は比較的短いようで結構交換するのだがいずれも割と古いタイプの車両がいろいろやってくる。
 和白駅でJRの香椎線と隣接してその後オーバークロスして分かれて行く。このあたりから少しずつ風景がひなびたものになってくる。やっと車両と風景がマッチしてきた(笑)。

 そして結構な時間かかってようやく終着、津屋崎駅に到着。
 駅を出たところ何もないようだがふと左を向くと海が見える。確かそんなに遠くなかったはずだ。どうせ一本見送るのは元から決めていたことだから行ってみよう。

 そこには津屋崎海水浴場と書かれていた。少し雲がかかっているが夕陽に照らされて砂浜が美しく赤く染められている。
 しばし足を止める。今年最後にいい夕陽を見れたと思う。

0512wv307

 余り時間がない。駅に戻り次にやってきた列車に乗り込む。

 今度は終着の貝塚まで乗って行きこれで宮地岳線完乗。時間は18時。すでに日は暮れて真っ暗である。ここからは真っ暗になっても全然支障ない地下鉄乗り潰しを開始する。結構考えているんですよ(笑)。
 西鉄の駅を出ると目の前が福岡市営地下鉄の貝塚駅。乗り継ぎの便を図るために地上駅にしてあるようだ。地下鉄1日券(600円)を買って乗り込む。こんな時間からだが余裕で元が取れる。
 まずは中洲川端へ向かい、そこで福岡空港行に乗り換える。
 福岡空港で一応地上に出てみる。うん、確かに空港だ(笑)。しかしよっぽどの事がない限りここから飛行機に乗るということはなさそうだけど。
 姪浜行の列車に乗り込み今度は天神で降りる。ここから先、姪浜までは以前来た時に乗った事があるので今回は乗らない。

 さてお次は最近開業したばかりの3号七隈線へ向かう。スタートの天神南駅は天神駅と少し離れているが地下道越しに繋がっている。ほとんどシャッターを下ろした地下街の店、新年の飾り付けをしているのを見て今日が大晦日である事を思い出す。
 おおよそ10分弱で天神南駅に到着する。
 それまでのこげ茶色を基調とした地下道の雰囲気が一変する。白とスモークガラスを基本にしたすっきりとしたデザインに吸い込まれるようだ。

 そしてホームに降りる。ちょうど列車が到着したようだ、ふと目をやる。

 いや、一目惚れって本当にあるんだね。

 グリーンツートンのボディが反射照明に照らされてまるでラメの入ったルージュのように妖しく光っている。滑らかな先頭部のデザイン。

 なんかもう、吸い込まれたというかのまれた?
 写真やダイキャスト製のNゲージのモデルを見たときにはなんか妙なデザイン、と思っていたのだがこれは見ると聞くとじゃ大違いだ。

0512wv308

 メカ的に言うと東京都交通局の大江戸線の12-000系・大阪市交通局の長堀鶴見緑地線の7000系と同じ鉄輪式のリニアモーターカーである。トンネルが小さいというのもまったく同じである。しかしこの2車が外見からしてコストダウンを狙ったという風な割とそっけない外観をしているのにこの3000系はどうだ!いかにも「近未来の乗り物」というようなキレたデザインだ。

 しかしまだまだ甘かった。実際に乗って見て度肝を抜かれた。

 な、なんだこれは!!

 う、運転室がフルオープン!?

 普通地下区間を走る車両は客室内からの照明が前面ガラスに反射して視界を妨げるのを防ぐために仮に窓があるとしてもカーテンを下ろしてしまうのが当たり前だ。
 せいぜい端のほうがちょこっと開けてあるくらいなものである。

 ところがこの車両は仕切りすらない。一番後ろから乗ったのだがワンマン運転のため車掌もいないし乗客を妨げるバーもなくなんと「運転室内に座れる」のだ!!
 もちろん運転装置にはでっかいカバーがかけられているので操作は一切できないが本物の運転席に座れてしまうのだ。

0512wv309

▲3000系運転室(これは運転手がいる状態。さすがにバーはかけられる)

 更に客室内のデザインもものすごい。もちろん照明にはきれいにカバーがかぶせられ隣の車両との扉は全面ガラスの扉。木目のパネルを使った美しいデザイン。この手の車両の常として車両の上部が上に折れており狭くなっているのにもかかわらずまったく圧迫感は感じない!!

0512wv310

 コストダウンなんて言葉まったく関係ないよというような贅沢極まりない仕様。これをデザインした人間もすごいしゴーサインを出した福岡市交通局の人間もすごい。

 あえて言おう、あんたら最高のアホだろ!!(もちろん褒め言葉)

 地下鉄でかぶりつきができるなんてなんてこったい!!!!!(錯乱気味)
 駅回りのデザインも透明感のあるデザインで統一されておりこれまた美しい。

 地下鉄で感動できるなんて思いもしなかったよ・・・。

 列車は走り出す。全線24分と結構あるのだがまったく気にならない。流れ行く風景に吸い込まれそうだ・・・。
 復路もまた最後部にかじりつく。

 往復1時間はあっという間だった。また乗りたい地下鉄なんてもう二度と出てくるかどうか(笑)。今年のトリを飾るに相応しいすばらしい路線だった事は疑いもない。

 予約していたホテルは天神南駅から歩いて数分。ちょうどいい場所だった。

|

« 【鉄旅】九州旅行3日目A・長崎は今日は曇りだった | トップページ | 【雑談】あけましておめでとうございます »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/558/198658

この記事へのトラックバック一覧です: 【鉄旅】九州旅行3日目B・福岡の すごい 地下鉄:

« 【鉄旅】九州旅行3日目A・長崎は今日は曇りだった | トップページ | 【雑談】あけましておめでとうございます »