【鉄旅】広島旅行1日目A・山陽道を下る
3月25日早暁。京都駅の5番ホームに降り立つと目の前に24系25形の6両編成が停車している。
午前5時半のこんな時間にうろちょろする寝台列車などない。階段の後ろを見るとイタリアンレッドの車体にEF65と白で大書きされた電気機関車がいる。これは旧スーパーエクスプレス・レインボーの牽引指定機のEF65の1118号機。24系25形の方は金帯の引き戸タイプ、ということは本来「北斗星」や「あけぼの」などに使用される車両である。ヘッドマークのところには「団体」の文字。
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これはたぶんアレだ。
車両の側面には「天理教○○○大教会」様と書かれている。やはり天理教臨だったか。こんな時間帯だというのにカメラを持った同業者の多いこと。
そして東京方からDD51が単機で登場、客車に連結される。
ちょっと短いけれど、ヘッドマークもないけれど、DD51牽引のブルートレインが威風堂々出発を待っている。
天理教GJ!(笑)
普通なら新幹線+近鉄なのかもしれないけれど年配の人が多く乗り換えを嫌うので直行の在来線臨時列車を仕立ててくれるので天理教は鉄ちゃんにとってありがたい存在である。
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それから4時間後、岡山駅に到着。
まずは岡山電気軌道線へ挑む。東山行と清輝橋行と2種類がある。まずは距離の短い清輝橋方面へ。
止まっている車両の運転士に声をかけて一日乗車券を購入、500円也。各線を端から端まで乗車すると一乗車140円、4回のるので元は取れる。運転士は背中に「MOMO」のロゴの入ったジャケットを着ている。これはカッコイイ!グッズとして売ってくれませんかね。
列車は駅前通りを東へ走り、柳川電停で右に曲がり南へ。センターポール式の為いまいち眺める景色に気合が入らない。ただそれも大雲寺前電停から先はそれもなくなり複線間隔も狭くなる。少し道路が左に曲がり歩道橋の足元に小さなホームがありそこが終点の清輝橋電停。「橋」というが橋は見当たらない。
降りるとあっという間に引き返して行く。どうせ一本は見送るつもりだったのでこれで問題ない。10分後に次の列車が来たのでそれに乗って引き返す。柳川電停
で正面の通りをMOMOが駆け抜けて行く。MOMOタンハァハァ・・・、ごめん、錯乱した。
乗っている列車はMOMOの後ろを追いかけて岡山駅前電停へ。降りて早速折り返し東山行になったMOMOに乗り込む。
(東山電停にて撮影)
岡山電気軌道9200形、愛称「MOMO」は2002年に導入されたLRVタイプの車両でグッドデザイン賞やローレル賞などを受賞している車両である。
いかんせん1編成しかないので週4日を東山線、2日を清輝橋線、1日を点検日としている。今日は東山線の日である。
周りの観光客から感嘆の声が上がっている。なにせぱっと見からしてかなりキテいるデザインである。
中に乗り込む。2両連接?構造で中は白を基調にしており木を使ったシート、開放的な窓が特徴的である・・・、ってどっかで見たようなデザインですよ、これ。
中にDQN・・・違う違う、DONというロゴがある。やっぱりドーンデザイン研究所がかかわってますね。JR九州の「かもめ」や「つばめ」のデザインを手がけた水戸岡氏率いるデザイン研究所だ。
885系「かもめ」の天井と817系のサークルグリップ、シートはJR九州各社で見られるシートと共通性を感じる。
まぁいいや。いいものはいい。
運転席直後に前向きのベンチシートがある。端に車椅子固定用のベルトが設置されているので車椅子対応座席なのだろうがとりあえず今は使用していて問題ない。
まるで滑るように走り出す。窓が大きいので見晴らしは非常に良い。
3つ目の城下電停で8割超の乗客が降りて行く。ここが岡山城と後楽園の最寄駅である。
右は曲がりしばらく直進、また西大寺町電停のところで左折、大小3つの橋で川を渡る。左手に岡山城が見えている。また右へ左へ曲がり終点東山電停に到着。
ここに車庫があり、電停の向こう側がY字状に分かれている。
ホームに降りるとMOMOは折り返すために待避線へ入る。待ち受けていた車両が出発するまでY字ポイントの上に乗っかって待機している。ちょっと車体が長いためにこうなってしまう。
向かって左手の車庫の出入り口に「KURO」が顔を出して止まっている。
せっかくだから撮影しよう。「KURO」は旧東武日光軌道線に所属していた車両の生き残りの1両で真っ黒な塗装を施されている。もう1両は往時のミントブルーとオレンジの塗装に再現されているのが存在する・・・、あ、奥に止まってた。ついでだからこれも撮影しておく。
しばらくその辺りを見てから岡山駅へ戻る。まずは第一目標をこれでクリアである。
岡山駅から新山口行の区間快速に乗り込む。2時間あまりの長丁場となる。
最近は以前にましてせわしない乗り潰しばかりしていて昼間にこれだけゆっくりと列車に乗れるのはずいぶんと久しぶりである。
115系のやかましいモーターの爆音をBGMに読むのは宮脇俊三氏の「インド鉄道紀行」。カレーが食べたくなってくる(笑)。
ちょうどお昼に笠岡駅着。ここで快速サンライナーに追い抜かれる。乗り換えて行く乗客を尻目に弁当を開ける。今日は「豚トコTON」。なんちゅうネーミングなんだ・・・。まぁまずまずだった。
尾道を通る。この区間を昼間に通過するというのは珍しくあまりはっきりとした記憶がない。やはり尾道の町は起伏が激しいところであると認識する。ちゅちゅちゅのちゅー。
そこからしばらく昼寝をする。列車に揺られながらの昼寝は最高の贅沢であると思うのだがどうだろうか?
セノハチの峠を降りた瀬野駅で下車する。
つづく。
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