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2006年3月27日 (月)

【鉄旅】広島旅行2日目・市内から宮島・錦町へ

#3月26日の分です。

 6時50分起床。風邪の影響かやたらに体が重い。ホテルで朝食をとってから目の前の平和大通りを西へ向かう。

 袋町電停から広島駅前行に乗る。今日は昨日乗っていない広島電鉄全線をまず乗り潰す。紙屋町を右に曲がり紙屋町東電停を通り的場町電停へ。ここで5号広島港行に乗り換える。このあたりは昨日のルートとダブっている。

 川沿いを南に下がって比治山下電停を通り皆実町三丁目電停までひたすら南下する。ここで右手から線路が合流してくる。これは広電本社前方面の線路である。
 そしてひたすら「宇品」という名前の着く電停を通り海岸通電停で海が近づいてくる。大きな通りを横切り90度カーブ、電車専用線と書かれた部分へ突入、終点の広島港電停へ。

 広島港電停は真新しくフェリーターミナルに隣接しており大きな屋根の下に3線の線路が引き込まれている。
 ちょうど横に止まっているのは無印(5000系)グリーンムーバー。こいつに乗って広電本社前に向かうことにする。

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 昨日に乗った「~MAX」と基本構造はほぼ同一だがやはりやや野暮ったい。
 運転台後ろの特等席を確保してGoGo!!
 ・・・まぁ、そんなに乗客が多くないのだけれど。

 先程通ったルートを引き返し皆実町三丁目で左折、川を渡ったところが広電本社前電停。次の横川駅前方面の7系統はここが始発のため乗り換える。列車がくるまでに少し次官があるので車庫を覗いてみる。複雑にひかれた線路にいろいろな車両が休んでいる。ちょうど入れ替え作業をしていたのか係員が出てきて手動でポイントの反転てこを操作している。実際にこういう形でポイントが動くのを見るのは初めてだ。

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 しばらくして7系統の車両がやってくる。元大阪市電の900形である。反対側のホームで客を降ろし、一度前進し停止、係員の手旗に従ってわたり線を渡ってこちらのホームに入ってくる。なかなかいい光景である。

 7系統は通りを西へ、そして北へ向かい袋町電停へ。ちょうど一周してきた形である。今度は紙屋町を左へ進み原爆ドーム前から十日町を右へすすみ横川駅前へ。この駅もきれいに整備されている。二つのホームで広電本社前行きと江波行きをさばいている。乗ってきた車両が折り返し江波行きになったので一度降りた車両にまた乗り込む。運転手さんを顔を合わせるのがちょっと気恥ずかしい。

 目の前の通りをひたすら南下して行くがこのあたりでカゼ薬の影響でやたらめったら眠くなってきて耐え切れなくなってきたので少し寝る。たとえ5分でもこういうときには寝ておかないと後がつらい。
 気がつけば江波電停に到着。線路の先は江波車庫がある。
 今度は別の車両がやってくる。次は6系統広島駅前行で本川町電停まで引き返す。事情に詳しい人なら土橋電停で宮島方面に向かうのでないかと思うだろうがそれだと十日市町電停の南から東へ渡る部分が未乗になってしまうのだ。非常に細かいことだが気になりだしたらもうどうしようもない。幸いにして昨日白島線に乗っておいたので時間は大幅に早く進んでいる。これくらいどうってことはない。
 ということで土橋~十日市町~本川町と進み下車、ここから一気に西の終点宮島口駅を目指す。どうせなら一般タイプよりもグリーンムーバーに乗りたい、ということで数本見送る。ようやく無印がやってきたので妥協してこれに乗車。

 土橋電停の南側から右折、狭い通りを進む。鉄道専用橋をわたり左へ右へ、平和大通りに出て川を渡ると軌道線終端の西広島駅に到着。JR西広島駅とも隣接している。
 ここのホームもまた芸術的というか複雑怪奇というかものすごい配線で線路が張り巡らされている。ちょっと表現しかねるが長方形のスペースにカーブを巧みに使って本線と折り返し用の線を配置している。
 ここから郊外電車として装いを変える。目の前にはごく普通の線路が見えている。

 動き出したグリーンムーバーは今までは一体なんだったのかというくらいのものすごい勢いで走り出す。豹変、という言い方がまさに正しい。
 ホームを離れると一気に時速60キロまで加速、停車駅のぎりぎりで急ブレーキをかけて止まる。今までより確かに駅間が広いがそれでもかなりすさまじい走り方である。
 隣にはJRの山陽本線の線路が見える。ちょうど103系の普通列車が通りがかるが悲しいことにいくらグリーンムーバーが全速で走っても追いつくことはできないのだが。

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 数駅ごとにJRの駅と隣接して連絡するようになっている。そしてときどきホームの高さが2段階になっているところがある。以前は郊外線用に背の高い電車が走っていたと記憶しているのでそれ用のホームなのだろう。現在では全て背の低い車両に統一されているのでもはや無用の長物なのだろうけど。

 おおよそ30分ほどで終点の宮島口駅に到着・・・、のまえに「競艇場前に臨時停車いたします」というアナウンスが入る。そんな駅あったっけと車内に掲示してある地図を見ても載っていない。
 どんな駅だと目を凝らしていると宮島口駅の手前100mほどに駅名票も何もないホームがありそこに列車は停車した。何人かの年配のおっちゃんたちが降りていった。

 何はともあれ宮島口駅に到着。これで広島電鉄全線完乗!

 さてここで予定より2時間ほど!早い。宮島観光に行ってもいいかと思ったがどうにもこうにも調子が悪い。ここは早く予定を終えて早めに教徒に帰ることにしてJRの宮島口駅へ向かう。
 まず改札よりも先に売店へ。

 ・・・・、ついに手に入れたよ、あの「宮島口駅のあなごめし」を!!!できてからまだあまり時間がたっていないのかほのかにあったかい(保温のためにタオルにくるまれていた)。

 今まで手に入れようとしてスケジュールの加減や時間が遅かったりで手に入れることが叶わなかったのだが今日はついに買えた!!フタを開けるのが楽しみであるが我慢して後でいただくとする。
 窓口で錦川鉄道の錦町駅までの通しの切符を発券してもらい岩国行の普通列車に乗り込む。

 岩国駅の0番ホームから錦川鉄道の列車は出発する。このあたりは国鉄時代から変わらないのだろう。待つまでもなく錦町行きがやってくる。眺めの良い進行方向右側の席を確保して弁当のふたをいただくとする。出発までそこそこ時間はある。

 たぶん戦前のものを復刻したのであろう掛け紙をとりふたを開ける。整然とアナゴの蒲焼が並べられている。一口食べると炭の香りがする。

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 ・・・・・おいしい!!
 いやお世辞抜きで本当に!!駅弁ランキングの上位にはいるのも当然だろう。私の貧弱なボキャブラリィでは表現しかねるがとにかくおいしい。1470円という値段も気にならない。量的な不満は駅弁全体がそうなのだからもはやとやかく言うまい。

 これを食べたら他の「あなごめし」なんて食べられる代物じゃない!!

 感動のうちに食べ終えると同時に列車は出発して行く。しばらくは岩徳線の線路の上を走る。川西駅のホームの上に「錦川清流線0キロポスト」があった。規定はともかく私の場合マイルール上、重複区間の距離がノーカウントにされてしまう(この場合はJR岩徳線でカウントしている)ので肝心なのはこの先の森ヶ原信号場である。

 川西駅出発後トンネルを越えるとポイントがひとつある。ここがその森ヶ原信号場。列車は右に進む。

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 しばらく進むと山陽新幹線の線路が見えてきて御庄駅に到着。岩日線を廃止するための陰謀か旧国鉄は実質的な連絡駅であるこの駅を御庄駅のままにしたのだが錦川鉄道にする際にも新岩国に改称されることもなくそのままである。ただアナウンスでは新幹線乗換駅とアナウンスされている分国鉄時代よりは前進しているように思う。

 南河内を過ぎたあたりから錦川の流れに寄り添うように線路が走り出す・・・そして気がつくと5駅ほどすっ飛んでいてあっという間に錦町駅に到着。
 またクスリの副作用に負けてしまったようだ(笑)。ま、まぁ帰りにちゃんと見よう。

 列車はすぐに引き返して行くのだがさすがにそれは味気ないので次の列車で引き返すことにする。

 この駅は予定ではこのまま中国山地をつっきり山口線の日原へ繋がる路線になる予定だった(だから「岩日線」)のだが、例によって国鉄再建のあおりを食って錦町以北の建設工事が途中でストップされたのだ。しかもこの区間はかなりの距離にわたって路盤までが完成していたのに、である。
 それが長きに渡って放置されていたのだが再起になって町おこしにそのトンネルや高架橋に観光向けの簡易のトロッコ車両を走らせている。乗ってみたいところだったがいかんせん待ち時間が長すぎるので断念する。まぁ生きていればまた乗りに来られるさ。

 結局町をぶらぶらする。町の真んなかを錦川が貫いているので見に行く。本当に澄んでいてきれいである深いところは美しいエメラルドグリーンになっている。橋から下を見下ろすとなんとニシキゴイが泳いでいる。そしてその上をカモが悠々と横切っていく。

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 しばらく川のほとりで水音に耳を傾ける。それだけで癒されていくようだ。

 1時間が過ぎ復路の列車に乗り込む。列車はひたすら錦川の流れに寄り添って走っている。窓が汚いのがなんとも歯がゆい。錦川清流線と清流の眺めを売りにするなら窓の清掃は必須だろうに。何とかしてほしいものである。

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 途中の北河内駅からボーイスカウトの一段が乗り込んできて車内が急に賑やかになる。米国人もまじっていて時折「HAHAHA!!」としか形容しようのない笑い声も飛び交う。

 たまにはひなびたローカル線にこういうのも悪くないと思った。

 御庄駅で降りディーセルカーを見送る。新岩国駅の入り口はイヤに遠かった。

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 2日間で85.3キロの未乗路線を走破し、これで中国地方の未乗路線は無くなった。

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コメント

最初の数行で宿泊したホテルが想像ついてしまったのですが…。
どうも去年、そこに泊まったような気がします(苦笑)。

投稿: tko.m | 2006年3月29日 (水) 00時14分

>> tko.mさん
 そうです、もちろんアレですよ(笑)。
 広島駅の北口側にももう一つできたようですが市内の乗り潰しには不便な上に高いので却下しました。

投稿: ove250 | 2006年3月29日 (水) 00時17分

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