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2006年7月22日 (土)

【鉄旅】北海道旅行2日目

#この記事は【鉄旅】北海道旅行1日目の続きです。

 午前6時30分起床。あー、これくらいの時間だったらラクでいいわ。
 ホテル前の朝市の喧騒を横目にドトールで朝食を済ませて函館駅へ。

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 7時30分ごろに「ドラえもん海底列車82号」が入線してくる。
 781系を改造した車両で外見では一体元が何だったのかよくわからないほどである。

 先頭車に群がる親子達。無論この列車の主役は彼らである。もー独り者の鉄ちゃんが浮くという意味では最上の列車である(笑)。

 車内にはいるとこれまたいたるところにシールやらがはってありどこかのア○パンマン列車とは気合の入り方が違うようである。

 7時50分に函館駅を出発する。

 アナウンスの後にドラえもんとのび太の声でこの列車の説明などが入る。

 ・・・未だにこの声に慣れない私は大山のぶ代世代のオールドタイプです(笑)。

 飛び交う奇声、走り回る子供達、そして良く聞こえる中国語。どういうわけだか中国(大陸か台湾かまではわかりかねるが)の人たちが多数乗り込んでいるようである。一体どうやってこの列車の存在を知ったのか聞いてみたいところである。

 私はその喧騒を尻目にとりあえず居眠りをする。今のうちに寝だめしとかないと(笑)。

 列車は青函トンネルに入り10分ほどで吉岡海底駅に到着。

 昨日とは違い列車全体が見学客なので全体を2つに分けて2ヶ所から降車する。子供が多いということで車椅子用のブリッジをかけてから降車する。

 昨日の竜飛海底より幾分か湿度が高いようでトンネル全体にもやがかかっているように見える。

 ここでの見学のメインは横取基地に設けられた「ドラえもん海底ワールド」がメイン、なのだが一応施設見学コースも用意されておりそちらの方に参加する。

 数百人の乗客の内でそちらへの参加は私含め5人のみ。昨日以下だがそれは仕方がないところだろう。

 説明としてはぶっちゃけ昨日の竜飛海底駅とほぼ同じ。あくまで「降りる」のが目的、というのでなければトンネル施設の見学であれば竜飛海底駅だけで十分だろう。

 見学は足早に行われ最後はドラえもん海底ワールドを見ることはできるようになっている。

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 走り回る子供達とカメラを向けて撮影しようとする親たちに翻弄されるばかりでげっそりしてくる。

 その一角に忘れ去られたように「竜宮テレホン」と名づけられた一台の公衆電話が設置されている。

 ちゃんと使えるのかな?かな?

 余談だがこの吉岡海底駅、ソフトバンクモバイルの携帯電話「だけ」は通じる。元をただせばJR系の日本テレコムの会社なので。天井に取り付けられたアンテナに貼られた「J-PHONE」のロゴがちょっと懐かしい。

 集合場所にもドラえもんに関するいろいろな展示がされている。見ているといろいろな発見がある。

 「スネ夫にスネツグという弟がいる」

 「ドラえもんが青くなったのは黄色のメッキが剥げたから」

 ・・・・奥が深い(笑)。

 そしてホームに戻り、折り返しやってきたドラえもん海底列車に再び乗り込み青函トンネルを後にした。

 木古内駅で下車して、八戸行の白鳥18号に乗り込みもう一度青函トンネルに突入する。昨日から5回目になるのだが(笑)。

 ここで某所でお知り合いになったAさんとお会いする約束になっている。待ち合わせは1号車デッキ。

 なんてマニアックな待ち合わせ方法だろうか(笑)。

 この白鳥18号で竜飛海底駅の見学に向かうAさんと三沢へ向かう私がうまく予定があったのだ。

 はじめましての挨拶もそこそこに泥沼のような鉄トークが(笑)。

 竜飛海底駅までのわずか20分ほどでお別れするがその際に2号車デッキに向かうと昨日案内してくれたJR北海道の人が。お互いにぎょっとする(笑)。

 言葉を交わせる距離になったので「昨日はありがとうございました」と挨拶をして誤解を解いておく。やっぱり「なぜ今日も?」と思ったらしい。

 Aさんとお別れして3号車の禁煙自由席に移動する。

 トンネルから出るのを待って今日も少し早めの昼食にする。

 今日は函館駅の「鰊みがき弁当」。多分函館駅の弁当としてはメジャーな部類にはいると思う。私は基本的にメジャーな弁当は後回しにする傾向がある(だから「峠の釜めし」も食べたことがない)のだが今日ある範囲ではこれが一番イケてそうだったのでこれにしたのだ。

 サイズはやはり小ぶり、蓋を開けると鰊と数の子が目に飛び込んでくる。

 正直数の子は苦手なのでそちらから食べてみる。

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 ん?柔らかくてぷりぷりしていておいしい。

 京都において数の子というのはお正月のおせち料理くらいしか食卓に上がるものでないしおまけに硬くてあまりおいしいと思ったこともないのだがこれはおいしい。

 土地が変わればこうも変わるものなのだと感心する。

 むろん鰊もおいしく、満足行く食事だった。

 列車は青森で進行方向を変え三沢に到着。

 三沢からは十和田観光電鉄という地方私鉄が出ている。十和田市までの17キロをおおよそ25分で結んでいる。

 JRの橋上駅の南手にクラシカルな佇まいを見せているのが十鉄(とうてつ、と読ませる)の三沢駅。昭和30年代以前のそのままという感じでバスターミナルも兼ねているし珍しくも駅構内に立ち食いうどん屋が併設されている。更に窓口をのぞくと硬券もあるようだったので早速入場券を購入。140円と良心的な価格だった。

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 往復券を自動券売機で買うと上下にくっついて出てきた。これはある意味珍しい。

 切符を買うとちょうど乗る予定の列車の改札が始まる。

 車両は東急のお下がりの7700系。ん、7000系じゃなくて7700系?

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▲7700系(十和田市駅で撮影)

 7700系といえば7000系の車体にVVVFインバータ装置を積んだ改良型である(現在でも多摩川線などで走っている)。まさかそんな車両がこちらに来ているとは思えないのだが。現に弘南鉄道や福島交通に行った車両は全て7000系だった。まぁ動き出せばすぐわかることだが。

 定刻に出発。
 ・・・・・、すいません、間違いなく7700系でした(笑)。
 インバータの起動音を響かせながらのんびりと出発して行く。
 しばらくは古牧温泉観光ホテルの敷地の端に沿うように走っていく。右手には岡本太郎なんとかというしせつがあるらしくいろいろと「爆発」しているオブジェが見える。いつみてもシュールだなぁ・・・。
 そこを抜けると後はいたって平凡な東北地方の風景となる。広がる畑に走り回る車とぼつぼつと住宅がある。

 途中の七百(しちひゃく)駅に車庫があるがこちらのラインナップがすごい。オリジナルの3400形電車に電気機関車が2両、東急の3650形1両、同じく単行運転用に両運転台に改造された東急7200系(7200形といった方が適切かもしれないが)などが留置されている。東急マニアなら垂涎モノだろう。

 そして終点の十和田市駅に到着。ショッピングセンターにホームから伸びる跨線橋が直結されている。改札口を抜けるとそこには広大なショッピングセンターの売り場が広がっていた。

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 線路の終わり方が少し不自然に見えたので歩いて見に行ってみる。折り返しまでは少し時間がある。

 やはり終点の向こう側の道路には踏み切り跡があるし、その向こうのホームセンターへの流れはどう見ても鉄道の線路のカーブである。

 駅に戻り駅員さんに聞いてみると昨年まで300mほど先まで線路が伸びていたのを切ったそうである。やはりこちらにもクラシカルな駅舎があったそうでちょっと惜しいことをしたと思う。

 そしてふたたび同じ列車に乗り込み三沢に戻った。往路以上に車内は閑散としていた。

 三沢からスーパー白鳥に乗り、八戸からははやてに乗り換え仙台へ。

 ペデストリアンデッキを駆け抜け地下鉄の仙台駅に下りる。改札で一日乗車券(全日用)を購入、これで2~30円得になる。
 ちなみにこの一日乗車券は伊達政宗のイラストがあしらわれているのだがなかなか渋くて格好良い。

 地下鉄仙台駅はちょうど路線の中間点辺りになるのでまるまる1往復しないといけないのでやや効率は悪い。仙山線北山形駅と東北本線長町駅で接続しているがそうそううまく接続するわけでもなく結局のところ地下鉄だけに乗っている方がまだ効率が良い。

 まずは南の富沢(とみざわ)方面へ向かう。やってきた車両は1000系という車両。4両編成であるがホームの長さと形式が1100-1200-1300-1600と並んでいる所を見ると将来の6両編成への増結が前提で設計されているようである。

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▲1000系(富沢駅にて撮影)

 客扉のガラスの縁が丸く処理されていたりロングシートのエンド部分にプラの仕切りを入れて防寒と広告スペースを兼ねていたり、運転台が進行方向右側にあったり、4扉車でありながら運転台後ろにもシートがあったりとなかなかオリジナリティ溢れる設計になっている。

 愛宕橋、河原町となぜか京都の地名を感じさせるような駅名が続く。そういえばこの車両のホーンは京都市交通局の10系のホーンと同じ音だ。

 JRとの接続駅の長町駅でどっと乗客が降りて車内は閑散となる。

 唐突に地上に出て高架線になり、終点富沢駅に到着。線路はまだしばらく続いており富沢車両基地につながっているようである。

 改札外に出ると市電保存館というのが富沢車両基地内にあり見学できたようだが時間外で見学は無理のようだ。いずれまた来ようか。

 再び地下鉄に乗り込み今度は北上していく。仙台までひたすら乗客が増えて行く。ただ仙台で多少入れ替えはあったが乗客はどんどんと増えて行く。居眠りをして気がつくと八乙女駅でいつの間にかまた地上に出ていた。
 なんでこんなに乗客が多いのかやっとわかった。泉中央駅にベガルタ仙台のホームスタジアムが隣接している上に今日が試合なのだ。そりゃ乗客も多いだろうさ・・・。

 人の流れに翻弄されながら駅外に出るが目の前が半地下のバスターミナル。何がなんだかよくわからないので早々に折り返す。

 往路寝てしまった部分を今度は良く見ておくと黒松駅から地下に入っているようだ。ただし側面に外の景色が部分的に見えていたりするのがちょいと不思議ではある。

 仙台に到着。これにて本日の乗り潰しは終了。あとは宿泊地の山形に向かうだけである。

 さーて、駅弁を買いに行こうかなっ、と。

 目の前で高校生くらいの少女二人が「厚切り牛タン弁当」を買おうとしている。

 あー、私もそれにしようかと思ったら店員のおねぇさんが、「すいません、あと一つしかないんですよ」と言っている。

 あちゃ、これで売り切れかと思ったら、他の売店にもあるかどうか聞いている。「あるかもしれないが数が少ない」という返事を聞いて「そっちへ行ってみます」と行ってしまった。

 あらら。そうなれば何も遠慮する必要性はない。

 当然買う、この私が。

 うーん、わからないなぁ。とりあえずあるだけでも買っておけば最低限一つは手に入るのだし、それでだめなら違う弁当を買って交換して食べれば二倍お得、と思うんだけど。
 あくまで「ふたりでいっしょ☆」でないとイヤなんだろうなぁ・・・。

 

正直わからないなぁ・・・。

 受け取ってパッケージを見て血の気が引く。

 また加熱式の駅弁を買ってしまった!!!!!

 

あぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁ!!!!!(あの時の事がトラウマと化している模様)

 

どどどどどどうすんですかこれっ!!!!

 お、おちつけ、とりあえず仙山線の719系は少なくともセミクロスシート車だ。愛子さえ越えれば乗客はがた減りになるからそこまで何とか絶えれば食べられる。

 間違ってロングシートにならないようにすぐにホームに下りて列の先頭を確保しておく。乗客のあまり来ない編成後ろの方に潜んでおく(笑)。

 幸いにして通勤時間帯は過ぎているのかさして乗客は増えなかった。おまけに横のボックスでギャル(棒読みで)が唐突に駅弁をあけて食べ始めたのを見て、これはチャンスとばかり紐を引っ張る。それほど湯気も上がらなかったので助かった。

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 とろろ麦飯のうえに柔らかい牛タンの組み合わせ、文句なしにおいしいかったです。

 20時53分、4分遅れで山形駅に到着。これで本日の予定は終了!

 ・・・・ふらふらとホームを歩いて階段を登ろうとすると米沢方から眩しいヘッドライトの光が見える。

 あの青っぽい光はHIDランプ。

 

!!!!!

 

間違いない!ヤツだ、ヤツがやってきた!!!

 猛然と階段を上がり、隣のホームに下りる。

 ホームに滑り込んでくるE3系1000番代

 いままで散々見かけながら一度も撮影ささせてもらえなかった現状唯一の新幹線車両だ。

 もう親の敵とばかりシャッターを切りまくる。

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 あぁぁ、もうこれだけで今回は満足です(笑)。

 その後ホテルに無事チェックインした。

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 さぁ明日が最終日になります。5時30分起きがちょっとつらいけど。

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コメント

今日は盛りだくさんですねー
東急の車両、結構新型がきてるんですね
似合わないけど(苦笑

明日も暴走して下さい(笑

投稿: 野鉄 | 2006年7月23日 (日) 00時45分

自分自身も今春吉岡海底駅に行ってきたのでその時の記憶を思い出しながら見てました。

>J-PHONE(現ソフトバンクモバイル)のアンテナ
そういえばありましたね。もっとも私はauユーザーなので無論圏外でしたが(笑)。

今日はいよいよ最終日ですね。記事のアップも大変だと思いますが期待しています。

投稿: ロック | 2006年7月23日 (日) 08時56分

十鉄にVVVFインバーター車ですかぁ~。VVVF車が払い下げされるほどの時代になったんですね。
お昼ごはんは買うときも食べるときもギャル?に助けられて良かったですね(^_^)/。

投稿: 京都ガンモ | 2006年7月23日 (日) 12時16分

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