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2007年8月15日 (水)

北へ。9 第3日

今日は函館~札幌~網走間を移動しました。

第3日:8月15日(水)

 朝5時45分に起床。 

 今日の始発列車は7時04分発のスーパー北斗1号、駅至近のホテルに泊まっておきながらこの時間に起きるのは早く行って自由席の列に並ぶため。以前からの経験でこの列車は一応1時間前に行っておいた方が良い事がわかっている。座れない、という事はないかもしれないが札幌までの3時間あまりの旅で山側だと気分が滅入るので。
 朝昼二食分をコンビニで買い込み草々に駅に行くがすでに並んでいる人間がいる。おそろしやおそろしや・・・。まぁ二番目なのでどこでも座れるだろう。
 駅内を見回すとトワイライトエクスプレスが留置されている。先の地震の影響で帰れなくなっているのだろう。夏場は稼ぎ時だというのにこんなところで昼寝をさせられるとはJR西日本も北海道も気の毒な話である。
 そういや去年ここに来たときも羽越線の不通でやはりトワイライトは留置されていたはず。2年連続ですか・・・。

 1時間近く待ってようやくjキハ281系が入線。先頭車の前寄りの扉のところで待っていたのだが唐突に前に立っていた男性が後ろの扉の方へ駆けていってしまう。運転室用の扉とでも勘違いしたのだろうか?
 無事に海側の座席を確保して定刻どおり出発する。

 大沼公園を通り、駒ケ岳のふもとをぐるっと一回りして森方面へ。現れるたびに姿を変える駒ケ岳を眺めるのは本当に楽しい。
 「ボルカノ・ベイ」を右手に眺めつつ居眠りをしているうちにもう札幌近郊へ。今回は乗り潰しの関係で新札幌駅で下車する。

 ここからは札幌市交通局の地下鉄3路線(東西線・南北線・東豊線)を乗り潰す。
 過去にほんの一部分だけ乗った事があるが全線乗っている路線は何ので結局全て乗りなおしとなる。しかも中央部の大通駅で全ての路線が接続され、端の駅での接続はない事はないがお世辞にも便利とはいえないためにほぼ全路線をいったりきたりする羽目になる。けっこう面倒である。
 まずはここ新さっぽろから宮の沢まで伸びる東西線に乗車する。一日乗車券(800円)を購入して駅内に入る。

 車両は8000系、編成は7両だが宮の沢方の形式が8900形になっているところを見ると9両編成までの延長を考慮されているのだろう。
 乗車すると窓が開けっ放し。ということはこれも非冷房車なのね・・・。まぁ地下鉄線内だから直射日光があるわけでなしそれほどひどい環境でもないだろう。

 定刻に列車は発車。動き出すとヒヤッとした風が車内を吹き荒れる。通風機の下に吊るされている風鈴が暴れてものすごい音がする。風流などとは縁遠い単なる騒音源と化している。
 地下鉄線では特に何もできる事がない。寝るわけにもいかず、ぼーっとするしかない。

 観察していると車内・駅構内ともに随分暗い。蛍光管が少ないとかそういうわけでもないのだが妙に薄暗い。特に駅内が。
 あと札幌地下鉄車両の特徴として網棚がないことと、車両の連結面が六角形で妻面扉がなく編成の後ろまで丸見えである。カーブの動きにつられて蛇が胴をくねらせるように動くのが面白い。

 大通駅で乗客の大半が入れ替わり、30分余りでようやく終点宮の沢駅に到着。市内の東西を横断し、JRの駅で言うと発寒駅の西手側辺りのようだ。
 いくらなんでもそのまま折り返すのはあれなので一応地上まで出て折り返すと今回は決めている。イヤに遠い階段を登り地上に出て記念撮影をしてUターン。
 ホームに戻るとクラシカルjかつごっついデザインの旧型車両6000系が姿を現す。まだこいつもイタんだねぇ。
 大通駅まで戻り、次は南北線。
 階段を駆け上がり、ちょうどやってきた車両に乗車。初代1000系(全廃)の後継車、2代目に当たる3000系である。更に現在は5000系も存在する。
 乗ってみると8両編成ではあるものの非常に一車体が短い。更に2扉なのだが片方の端と中央に扉があるという変則配置。隣の車両を見るとちょうど点対象のデザインになっている。かなり変わった車両のようである。
 乗ったのは真駒内行きなので南へ走る。
 平岸駅に到着する。この駅はある意味「聖地」なので思わず降りたくなるが我慢する。ここで下手な行動を取ったら後で破滅するしな。

 次の南平岸駅との間で高架線になる。札幌独特の円形のシェルターのある高架線である。今まで外からは見た事があったのだが・・・。
 数駅で終点真駒内。ここも高架駅。また外まで出てUターン、麻生行に乗車する。

 ちなみに麻生は「あそう」じゃなくて「あさぶ」。「ローゼン麻生」というマンションがあると話題になった事があったがあれは「ろーぜんあさぶ」だったのね・・・。

 延々と北上を続けおおよそ30分で麻生駅に到着。この駅、なぜか京都地下鉄の京都駅とすごく雰囲気が似てる。円形の柱も壁の白い建材まで同じにしか見えないのだが。

 またまた地上まで出て南下、今度はさっぽろ駅で東豊線にスイッチ。
 乗り換え駅になっているけれど線路はひとつ向こうの通りを走っているような感じで連絡通路は300mあまりある。ものすごく遠く感じるのだが気のせいか?

 やっとこさホームに降りる。やってきた列車はわずか4両編成の7000系。ただしこれも先頭車の形式が7800形なので8両対応なのだろう。ホームもその長さにしてあるようだ。
 まずは南の終着駅、福住へ。
 裏通りを走っているのか乗客はそれほど多くなく、4両編成でちょうど、という感じである。

 終着駅の福住駅は札幌ドームの最寄駅。駅構内には北海道日本ハムファイターズの横断幕などが吊るされている。
 後発の線らしく線路は随分地下深くにあるようで地上が遠い。

 エスカレーターを何本も乗り継いでようやく地上へ。最寄といっても少し距離はあるようで札幌ドームは全く見えなかった。
 Uターンして北の終着駅、栄町へ。
 しかし3時間余り地下鉄に乗っていると時間の感覚がマヒしてくるな。

 栄町到着。これで北海道の鉄道全線完乗達成!!

 名鉄の栄町は市内中心部だがこちらはそうでもなく地上に出ても普通の市街地にしか見えない。
 ちょうどバスがやってきて「地下鉄麻生駅」という表示を出している。あっ、こんなのあったんだ。時間さえ合えば有効なショートカット手段になるな・・・。

 まぁもういまさら手遅れではあるのだが。

 さっぽろ駅に折り返す。これで今回の乗り潰しは終了。

 次は最後のお楽しみ、DMV体験のみとなった。ということで網走に向かう。

 網走へ向かうオホーツク5号の出発時間まではまだ1時間以上あるが今朝のこともあるので早々に並んでおくことにする。

 札幌~網走間は5時間強もかかるのであらかじめ駅弁を買い込んでから入場する。

 あぁ、そういや昼飯を食べてなかった。コンビニ弁当をここまで背中に延々と背負っていたんだった。さすがにそろそろ食べないと危険だろう。さすがにまだ誰も来ていないのでホーム端のベンチで急いで食べる。
 そして列の先頭に座り込む。通常4両のオホーツク号だが夏季繁忙期のため1両増結し5両編成となっている。増1号車がまるまる自由席になっているので1両増えたように見えるが、通常は2号車が半室自由席、半室指定席なのが2号車がまるまる指定席に変更されているので実質半車ずつの増ということになる。

 長い長い1時間の街の末にようやく列車が入線。冷房の効いた車内に入ってシートを確保して座って、リクライニング・・・?

 うわ、ノンフリーストップタイプだ。一番倒したところでロックされるだけまだマシだが・・・。
 更に古い車両のために窓の位置が高く、肘掛が高いので非常に腕の収まりが悪い。指定席車はシートが交換されているのでこんなことにはならないようだが・・・。
 周遊きっぷのため特急料金ごと追い金を出さないと指定席は使用できないので致し方ない。

 定刻どおり札幌を出発する。キハ183系はのんびりと走り続ける。
 旭川で約半分の乗客が下車し、車内は閑散としてくる。
 上川を越え、遠軽手前で日が暮れる。

 遠軽で車内は5人、北見で3人、美幌で一人下り、網走までたどり着いた勇者はたったの2名だった。

 5時間30分、本があったら軽く3冊くらいは読めてたな、やれやれ。

 駅から10分ほどのホテルに投宿。

 フロントには人のよさそうなおっちゃんが待っていた。

 住所名前を書いて支払いも済ませて、鍵を受け取って部屋に行こうとしたその時。

 「部屋にクーラーないんですけど、いいですか?」

 

!?

 部屋に入ってみるとなるほどエアコンがないが扇風機がおいてある。
 窓を全開にして扇風機を回す。なるほど確かになくても何とかなりそうである。

 いやはや、今回は非冷房の旅のようである。

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コメント

 楽しみの為とはいえ、網走まで5時間半お疲れさまでした。

 

投稿: 京都ガンモ | 2007年8月22日 (水) 19時46分

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