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2009年1月 1日 (木)

中国に行ってきました 第2次 鉄道編2

#中国「旅行」観光写真編はこちら鉄道編1(在来車両編)はこちらより。

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 さて、シメは色々な意味でホットな高速車両群です。

 中国は世界各国の高速車両を導入し、現地仕様にカスタマイズして使用しています。

 動力分散方式の車両達であり、使用される列車の列車番号は「動車組」の頭文字をとって「D」の文字が入ります。
 いずれの車両も生まれも育ちも違いますが、パールホワイトのボディに青いラインと「和諧号」という愛称が付けられています。また「China Railway High-speed」の頭文字から「CRH」とも言われます。

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 まずはカナダ・ボンバルディア社と提携したCRH1型。
 走行最高速度は時速200キロ。もっともオリジナルに当たる車両はスウェーデンの車両なんだそうですが。
 ヨーロッパの車両らしく、扉が車両のど真ん中に一つのみ。シートは固定式なので、あちこちで後ろ向けに座らされます(涙)。

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 お次はCRH5型。
 こいつはフランス・アルストム社との提携で生まれた車両で、オリジナルはイタリアで使用されています(「ペンドリーノ」ETR600型)。
 乗車したことは無いのですが、こいつもやはり座席は固定式なのだそうで。

 最後に…、
 CRH2型です。

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 そう、ご存知JR東日本のE2系1000番代をベースに製造されている車両です。
 しかし、使い勝手が一番良かったのか何なのか、既に派生系列が独自に開発されています。
 この写真の車両は12月21日にデビューしたばかりの「寝台新幹線」仕様の新型車両です。凶悪そうな目がチャームポイントです(笑)。
 通常のCRH2/CRH2C(北京-天津間に使用される高速対応改良車)型は8両編成だったのが、16両貫通仕様に改められ、両端の2両が「二等軟座」、8号車が「餐車」、それ以外の13両が「軟臥車」になっています。

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 車内に入れなかったので、はっきりした写真は撮影できなかったのですが、寝台車両で有ることはわかっていただけると思います。

 そして外観的に面白い特徴が…、

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 4号車と13号車にパンタグラフが搭載されているのですが、なんと大型シングルアームパンタグラフのダブルパンタ仕様!!
 後はコンパートメントの窓割りに合わせて、窓が小型化しているのもわかると思います。

 実は寝台車に乗るつもりが、手違いで軟座車になってしまい泣いたのですが…、そちらの写真を。

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 シートのモケットの色が変更されたのと、液晶モニターが天井(及び壁面)に装備された以外はほぼE2系と共通と思えば良いです。新幹線の車両で一晩を過ごすという体験は貴重だったのですが(笑)。

 北京・上海側共に、従来11時間強かかっていたこの区間がこの列車の登場で10時間を切れるようになったこともあり、大きくアナウンスしています。

 「臥舗動車組 移動的賓館 移動的家」
 (寝台新幹線は、移動するホテル、移動する家である)

 「新体験新感受 就在臥舗動車組」
 (体験せよ、感じよ、寝台新幹線、デビュー)

 「臥舗動車組 陸地新“航班”」
 (寝台新幹線 大地を「飛行」する)

 こんなコピーが駅に踊っています。

#訳は下手な意訳です、すいません

 今回この列車の2往復(あとは杭州・北京間が1往復の計3往復)の登場で、Z列車が2往復削減されたのですが、おそらく今後はこのタイプの列車がどんどん増えていくことと予想されます。

 鉄道ファンの長年の夢だった「寝台新幹線」がこんなところであっさり実用化されてしまったのは複雑というかなんというか…。

 以上、今回の中国「旅行」の簡易レポートを終了したいと思います。

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中国に行ってきました 第2次 鉄道編1

#中国「旅行」観光写真編はこちら、鉄道編2はこちらへ。

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 それでは、このブログらしく(笑)、鉄道編です。

 まずは在来車両群から。

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▲ 六安発寧波行N408/5次 管内快速列車 (紹興駅にて)

 比較的短距離を走る列車ですが、注目すべきは車両の連結順。
 ディーゼル機関車+軟座車(グリーン車)+電源車+硬座車(一般車両)多数という順になっています。
 普通の状態でも、軟座車と硬座車の往来は出来ないようになっていますが、ここまで徹底されているのは珍しいと思います。

 他の列車でここまでされていることは見てませんので、偶然なのか、何なのか。

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▲ 上海発石家庄行K234/5次 直通快速列車 (蘇州駅にて)

 なぜか上海近郊では電気機関車を見かけることは少なく、この列車は珍しく電気機関車牽引の列車でした。

 2両目は行李車(荷物車)、3両目は硬臥車(B寝台車)、4両目以降は座席車だったと思います。
 上海を昼ごろに出発し、終点の石家庄に到着するのは翌日の朝という長距離列車です…が、中国の場合翌日に到着するなんていうのは割と普通なわけで…。

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▲ DF11G形ディーゼル機関車「跨越」(クアユエ)

 中国国鉄の誇る「Z」列車(都市間ノンストップ直通特急)を牽引する2車体連結のディーゼル機関車です。
 最高時速170キロのスーパーディーゼル機関車で、20両近い寝台車両を牽引してマジで最高時速ギリギリ一杯の速度で疾走するスプリンターです。

 個人的に名づけた愛称は「ぴょこたん」。

 え、なんでそんな珍妙な愛称になるのかって?

 側面上部に排気用?のルーバーが有るんです。
 それがいつもぴょこぴょこと開いたり閉じたりしているのが可笑しくって。

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 さて、今回はついに憧れの中国の夜行列車にも乗車してきました。

 そう、上記の「Z」列車です。乗車したのは北京→上海のZ7次、午後8時前に北京を出発し、上海に11時間強で到着します。

 北京の様な大きな駅だと、ホームごとに改札が分かれており、乗車する列車の止まるホーム以外には下りることもかなわず(入場券も有るにはあるものの、Z列車などに対しては発券されない模様)、列車の全体像を隣のホームから撮影するようなことも難しいわけで…。

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 多少ぶれているんですが…。
 一番手前が乗車したZ7次ですが、奥に止まっている他の列車も全てZ列車です。

 北京駅からだと、
 Z51次 19:20 南通行
 Z9次  19:26 寧波行
 Z21次 19:32 上海行
 Z13次 19:38 上海行
 Z7次  19:44 上海行
 Z85次 19:50 蘇州行

 南の方に向かうZ列車だけでこの有様です(昼行列車も別途あり、更に後述の寝台列車も…)。

 1編成が18両、収容人数で言うとおおよそ600人超の列車が10分以下の間隔で連続的に出発していくんです。しかもほとんど常に空席は有りません。

 夜行列車が終焉の時を迎えつつある日本と比べて、この有様。ただただ、溜息が出るばかりです。

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 車両はこれ、25T形という車両が中心になります。偶然ながら日本と同じですが、もっと新しい車両です。

 Z列車は軟臥車(A寝台車)と餐車(食堂車)で構成されています。ただ走行時間がが「短い」ために、食堂車でのんびりディナー、というわけにはいかないのが残念ですね。

 車内は4人用コンパートメントが1車両に9室並びます。

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 中途半端な写真で申し訳ないですが…。

 はっきりいって、日本の24系25形のBコンパートメントよりよっぽど良いですね(笑)。

 荷物の多い中国人の為に、荷物の収容場所も結構広めにとられており、収容に悩むことは有りませんでした(下段はベッドの下が、上段は通路の上部が収容場所)。

 ただ上段へ上るステップが柱に収容式になっており、正直最初わかりませんでした。相室の人に教えてもらってようやく気がつく有様で(笑)。少なくとも梯子がある日本の車両の方が上りは易いですね。

 料金は上段の方が露骨に安くなっており(らしい)、その分、ちょっと上段の方が不便なのと、ベッドが狭くなっています(寝返りが打てないほどではない)。体格の大きめの私でも不満を感じることは有りませんでした。

 あ、日本の寝台車と致命的に違う一点がありまして…。

 各ベッドを仕切るカーテンがありません。

 ということで同コンパートメントの他人の行動が丸見えです(笑)。

 着替えをしようと思っていたのですが、ちょっとしにくかったです。結局えいやっと脱いでましたが。

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 在来車両編はここまでです。お次は高速車両編になります。

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中国に行ってきました 第2次 鉄道以外編

 皆様、あけましておめでとうございます。

 昨年末はまたしても出張で中国に行っておりました。
 12月19日~31日なので12日間。ビザなしでいれるギリギリ(笑)。

 28日~31日は自由行動期間でしたので、再び一人旅を敢行してきました。

 鉄道絡み以外をとりあえず。

#中国「旅行」鉄道編1(在来車両編)はこちら、鉄道編2(高速車両編)はこちらへ。

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▲ 雨の蘇州を歩く (08/12/28)

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▲ 中華人民共和国発祥の、そして惨劇の舞台、天安門広場 (08/12/29)

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▲ 一回りするだけでも一苦労、故宮博物院 (08/12/29)

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▲ 北京っ子お気に入り?必殺「イスケート」 (08/12/29)

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▲ 北京の下町「胡同」(フートン)を歩く (08/12/29)

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▲ ローマ人は河を、中国人は山の稜線を防衛線にしてしまいました。
 40度近い?階段を執念で登り切りました、居庸関長城 (08/12/30)

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▲ 天壇公園祈念殿にて
 夕陽に照らされた建物はたとえようもなく美しかったです (08/12/30)

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 とりあえず、暖房便座とトイレットペーパーのついたトイレに感謝しつつ(笑)、日本のありがたみを感じています。

 

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